会長挨拶
会長 本多つよし
いつでも夢を
♬言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を♬
知っている人は、知っている。ご存じ、第4回日本レコード大賞受賞曲、橋幸夫&吉永小百合のデュエット曲であります。昭和の大ヒット曲ですが、令和に生きる若い世代の方々は、『夢』を持って、それに向かって頑張っているのだろうか?小生が産婦人科医になったのは今から40年近く前。初めて星和彦先生、遠藤力先生に導かれて参加した東北連合のことを未だに鮮明に覚えています。会場はどこも満員御礼、立ち見が出るほど。そこで交わされた質疑応答は、どれも論戦であって、熱気がムンムンと伝わってきました。いやはやとんでもない科を選んでしまった。小生も将来、こんな激論を交わさないといけないのかと戦々恐々をしておりましたが、これは今や昔となり、現在の東北連合は理路整然とした議論が交わされており、『おとな』になったなあと感心することしきり。でも、ちょっと待った。若い先生方、『夢』はあるの、『将来の夢は』。老婆心ながら問いたくなる。小生は過去を振り返って、ある意味『夢』を追ってやってきたという思いがある(若い時分に、小生は九州大学生態防御医学研究所に国内留学していた際、和氣徳男教授(九州大学名誉教授)のもと、分子生物学を学びました。そこで近い将来、がんは遺伝子治療で治る時代が来ると示唆されました。また、このことがあった為、MD Anderson Cancer Centerに留学した際、Baxによるがんの遺伝子治療の実験をしました)。ゆえに楽しい医療人生だったと思っております。若い先生方にも可能であれば、楽しい『産婦人科医人生』を送って欲しい、そう考えております。なので、テーマは『ともに描こう、みちのくの未来』としました。今、東北は不安材料がいろいろ出てきております。そんな中で『夢』を持ちましょう、『夢』を。小生は将来地球温暖化により、東北地方は住みよい地域となり、人口が増えるのではないかと予測しております。であれば、東北地方の産婦人科医療の重要性は増すばかりと考えております。
(つづく)